報告) 6月 平日山行 『金毘羅山(アジサイ山)』

ー 梅雨空に癒しを求めて ー

【日時】

2022年6月23日(木)

 

【天候】

曇り

 

【参加者】

L赤坂(優)、SL赤坂(憲)、佐久間、辻橋、佐藤、高間、石橋、人見、鬼村、川島

 

【行程】

武蔵五日市駅10:10→アジサイ山10:55散策11:30→星竹林道12:05→金毘羅山12:10→琴平神社12:20昼食12:50→北寒寺13:20→武蔵五日市駅13:40

 

【記録】

梅雨の曇り空のアジサイ山行。アジサイ山は裏年で昨年の様に盛大に咲いてはいなかったが、しっとりとした森の美しさ、アジサイの美しさ華やかさを味わえたのんびりとした山歩きだった。

武蔵五日市駅から南沢アジサイ山までは車道歩き、アジサイ山への案内看板が立てられ目的地までの距離を教えてくれている。途中にある古い神社や史跡などを見学したり、道端に咲くアジサイなどの花を愛でながらの車道歩きは苦にならなかった。

アジサイ山の受付で入山料500円を支払うと、アジサイ山で採れた甘茶を利用して作ったという自家製のアジサイ茶がふるまわれた。初めて飲むアジサイ茶は、ほのかに甘く滋養のある味だった。

南沢家の入り口にある大木にはセッコクがびっしりと生い茂っていて6月上旬が見ごろとのことで満開の情景を思い描いた。池の鯉に餌をやったり美しく手入れされた庭を見学した後、アジサイ山へ入山を始めた。

アジサイ山は、昨年の冬の気温が低かったことや害虫の影響で花芽が少なく2割程度の開花状況であったが、所々に咲いているアジサイを愛でながら散策を楽しむ。アジサイ山の頂点から下方を眺めると、白や青のアジサイがチラホラと見え、「やっぱり今年は少ないね。本来の姿を見たいね。」と来年の再登山を決意するメンバーもいた。

アジサイ山を堪能した後は、金毘羅山を目指す。本日、唯一の急登の道を歩く、ゆっくりの歩調だが、湿度が高く無風の中では息が切れ汗が流れる中、森の空気を楽しみながら高度を上げていった。

急登を終えると星竹林道に出る。ほどなく進むと、頭上にアーチ状の橋がかかっているのが見え、山の中にポッと出てくる橋に美しさを感じ「この景色が大好き。」と話すメンバーもいた。橋の上には日の出山から続く金毘羅尾根があり、頂上を目指して金毘羅尾根に入り込む、尾根をそのまま進むだけでは、金毘羅山の頂上は踏めない。登山道脇にある踏み跡を辿りながら頂上を目指す。フカフカの道に気持ちよさを感じながら歩くと山頂と思われる地点に到着、何の眺望もなく地味な山頂であるが、酎ハイの空き缶を利用して作られた「金毘羅山468m」と書かれた道標に愛嬌を感じた。この道標を中心に登頂記念の撮影を行った。

山頂から少し下った琴平神社を目指すべく歩みを進めるが、ここで待っていたのが前日からの雨によって作られたヌカルミとの戦いだった。慎重に歩いても足を取られ、ズボンの裾には泥が跳ねる。戦いを終えて程なくすると琴平神社に到着した。

琴平神社のベンチでお昼ご飯を食しながら前方を見渡す。晴れていれば五日市の街が見渡せるはずが生憎の空模様で残念だった。ここには整備された広場やトイレもあり、急登やヌカルミと戦った疲れを皆が癒していた。

下山路は穏やかで道もよく整備され不安なく歩きながら、ツツジやアザミ、本日の目的であるアジサイなどの花を愛でながら仲間との山行を楽しんだ。

文/赤坂(優) 写真/佐藤、赤坂(優)、赤坂(憲)

アジサイ山入口

アジサイ山散策路

アジサイ山散策路

金毘羅山頂上

 

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