日時:2022年12月20日 18:30~20:00
会場:立川市女性総合センター
出席:野口いづみ(支部長・事務局)、近藤雅幸(副支部長・幹事長・事務局・ICT)、柏木充(財務)、佐久間マサエ(総務)、村岡庸こ(会報)、石橋學(山行)、河野悠二(自然保護・登山教室・野火止)、中村敦子(奥多摩BC)、石井秀典(山岳古道)、清水茂美、岡田陽子、西山さより、富永真由美、(監事)竹中彰
欠席:川瀬恵一、(監事)小野寺斉
1.支部長挨拶
・12/3に本部の晩餐会があった。参加者は344名で多摩支部から33名が参加した。講演会も好評だった。午前に支部連絡会議があったが、東京都の中心部の参加者がいないのは、会議として片手落ちだと思う。広島支部の活動報告があり、会員が増加しており、山で会った人に声をかけたり,インスタ,フェイスブックを積極的に使っているとのこと。隣席の埼玉支部の大山支部長と話したが、会員数がここ2年で30名以上増えて、150名になったとのこと。東京多摩支部はその人数が減少しているので検証が必要と思う。翌日の懇親山行は約80名の参加があり,東京多摩支部からは15名が参加した。楽しい経験だったと声があった。来年も多くの方の参加を期待したい。
2.報告事項
(1)事務局
都岳連他関係(野口):
・12/9に、高尾山薬王院の佐藤貫首に、3月の講演会の打ち合わせとご挨拶に太田氏と伺った。チラシなど作成のための写真や講演内容概要の依頼をした。貫首はご自身の体験に基づいて,修験などのお話をしてくださることになった。今後,総務に講演会の準備を進めていただきたい。
・10月に南アルプスの笊ヶ岳から対面に赤石岳を望み、北島氏を偲んだ。帰路,白樺荘のスタッフ(2021年4月に遭難現場を視認できる場所まで行ってくれた)に御礼の意を伝えようとしたが休みだったので他のスタッフに伝言依頼した。12/31に北島氏の3回忌になるので、北島恵美子氏に手紙を送った。残された多量な登山用品の整理でお役に立つことがあれば,多摩支部へ連絡くださるよう伝えた。
・都岳連メルマガは幹事会が終了した日以降に配信される場合が多い。情報が遅れてしまうので,情報をHPにアップしていく。
本部関係(近藤)
・山行委員長の交代があった(征矢氏→長島氏)。
(2)財務(柏木):
・11月31日の預金残高などを報告。
・2023年支部予算について現状と検討結果を報告。
(3)総務(佐久間):
・会員名簿作成 1/3に印刷,郵送出来るように,調整した。
・3月の講演会の話しをつめていく。
(4)会報広報(村岡):
・会報51号の頁割案を示した。未入稿の報告に関係のある委員会幹事は担当者に声掛けをして欲しい。締切りは12月末日。
(5)ICT(近藤):
・予算が取れるので,正式に田中正範氏にHPのハードウェア部分の補助を依頼する。
・(河野)契約上はいつからなのか(近藤)まだ決まっていない。
(6)山行(石橋):
・ZOOMを利用したリモート併用会議は,設備環境の問題,ホストの負担問題等で12月で中止とした。予算のZOOMに関わる部分は削った。
・(野口)11月定例山行 大塚山は参加者12名のうち8名が山行委員で4名が一般会員だった。数名の一般会員が早期に申し込んだが、満員で断られたというので問題と思う。(石橋)山行委員会の中でも問題になっていた。(野口)鹿俣山でも同じことにならないようにご指導よろしく。
(7)自然保護(河野):
・11/12~13日 三ツ峠アツモリソウの種まき,防鹿フェンスの修理を支部会員7名,埼玉支部1名参加実施。
・来年度の活動計画について協議した。
(8)安全対策(石井):
・11月の登山計画書受理は197件でここ3年間の合計より増えている。計画書を提出してきている手応えがある。
・安全登山講習会(講師:五日市警察署)3月に実施予定。
・上級救命講習(於奥多摩消防署)日程を調整中。
・11/29本部遭難対策委員会主催「山岳遭難防止セミナー(長野・山梨・静岡県警察署 山岳救助隊長等)」に石井が参加した。事故発生対策の具体的な説明があった。山梨県警は大菩薩の下山時の事故が多いこと、静岡県警察は冬季の富士山では標高2700mまでしか救助能力がないこと、長野県警はアイゼン補修器具の携行が必須であることなどを話した。
(9)奥多摩BC(中村):
・12/24に年末大掃除を10時から行う。幹事の皆さんの参加を期待。
・令和5年初詣とBC開きは1/8に奥多摩駅9:20集合。詳細はHPに載せた。
・2名(佐伯享子氏・山下肇氏)が委員に就任した。
(10)登山教室PT(河野):
・11/19「六ツ石山」受講生13名,スタッフ11名,計24名参加。30分遅れで下山できた。受講生が登山に慣れてきて成長を感じた。
・12/14講座「冬の山歩き(宮崎講師)」を実施し、講座後にアイゼンと登山靴の合わせを行った。
・1/14「笹尾根・槇寄山」。アイゼンの装着を行う。
・第10期登山教室は,今年度同様1年間とする。山行先は一部見直す。
・12/17スタッフの研修山行として、「麻生山」で地図読み,先頭の歩き方,トランシーバーの使い方,悪路のロープやフイックス等を実施した。
・(野口)スタッフ研修山行の参加者7名のうち講師が2名でスタッフが5名と聞いたが良い企画なのにもったいなかった。(河野)同じ日に違う講習と重なってしまった。
・(野口)49号の会報に書いたが、埼玉支部は4ヶ月の登山教室で4~5回山行するだけで入会者が多摩支部より多い。(河野)今年は1年17名だったので,その結果でどうなるか分かるのではないか。(石井)埼玉支部は山行中も勧誘を行っている。支部の勧誘の資料があればやりやすい。(河野)是非作って欲しい。
・(野口)支部では登山教室以外で入会した方が疎外感を感じているという。登山教室は1年として、2年目は1年の登山教室修了生と新人会員を対象とした山行を企画するのが良いと思う。(河野)それは登山教室がやるのか,山行委員会でやるのか。(野口)新しいプロジェクトを考えた方が良いと思う。(近藤)そういう方は本部の山行に誘ってください。(石井)多摩支部の山行は入りづらいのか。(近藤)一定の人,条件から外れると入りにくい。山行は山行委員会と登山教室しかない。同好会を増やすとか古道PTで勧誘する。(石井)活性化の為に委員会で議論した方が良い。(野口)山行委員会の山行が少ない。7期生3人が支部退会しておいらく山岳に入会した。(近藤)おいらく山岳会は山行数がとても多い。(石井)登山教室修了生の意見をきいたらどうか。(野口)期待していたのに入らなかった修了生に理由を聞きたい。(近藤)リーダーが沢山いて,リーダーの数だけ山行が出来るようになるのが望ましい。(石井)議論はするけど,実行されていない。(近藤)この指とまれのような山行を沢山出来ると良い。(中村)名刺型の資料が以前にあった。(野口)広報ではA4のリーフレットを考えている。
(11)野火止PT(河野):
・11/22 下刈,枯れ枝拾い。12/11落ち葉掻き,枯れ枝拾い。11/22来年度活動計画の話合い。2名人員減となり日程調整を行う。
・東京都保全地域「保全活動ガイドライン」の読み合わせをZoomで実施。来年2回で終わる予定。
(12)山岳古道PT(石井):
・「日原秩父往還と奥多摩浅間みち」取材はほぼ終了し纏めの段階だが報告書は未提出。
・「古甲州道」の調査を開始。12/11檜原本宿から浅間嶺を踏査した。1/14第2回踏査予定。
・小菅・大菩薩の踏査を4月に予定。
・武州御嶽山都登拝路の調査を年明けから行う。12月末に御岳ビジターセンター,卸師住宅等への挨拶に行き,調査情報の収集の紹介を依頼する。
・(近藤)全国山岳120古道が決まった。本部で全国山岳古道の日本手ぬぐいを作った。1枚1000円で販売し,500円は各支部のプロジェクト資金となる。石井幹事が取りまとめる。
3.協議事項
(1)柏木幹事から2023年度予算の事業活動収入の内訳と2023年度各委員会の事業活動・管理費の内訳の説明。
・(佐久間)12月の気象講座の予算を入れていなかった。(柏木)今年中に予算を立てて欲しい。
・(河野)国分寺で行った山フェスは来年度はやらないのか。(佐久間)12月に気象講座があるのでやらない。(野口)山フェス予算に160,000円が計上されているが、実施しないとのことなので間違えではないか。(佐久間)相談する。
・(近藤)HP外注の予算に消費税分を入れた金額でお願いする。
・(中村)BCの床が躓き易い状態を改修するため床張替の予算を今年度65,000円と来年度65,000円を計上したい。(柏木)2022年度に各委員会が予算を使い切らずに残していただくように努力することが条件であるがそれでも決算は赤字になる可能性がある。今年度分の65,000円は実施しても良いと思うが幹事の皆様の同意をいただきたい。全員賛同。来年度分は補正予算で考えていきたい。
・ご意見をいただいたものを勘案して原案を修正して次回の幹事会で確定したい。
(2)(野口)支部規定の表彰規程の改正案を提示した。功労賞は役員担任期間6年以上とされていたが、担任期間は意味がないので削除し、一般表彰に統一し、整理した。(近藤)この案で良い。(竹中)新しい改定案で良い。(幹事会決議)表彰規程改定案承認。名簿に新しい表彰規程を入れる。
(3)特になし
4.その他
・(佐久間)名簿の最後のページのICT委員会のメールアドレスは使えるのか(近藤)削除して良い。
・(西山)山行計画書を安全対策委員会に提出する際に詳細な名簿も送るのか。(石井)留守番会員とリーダーのみで良い。
・次回の幹事会 1/17
(監事コメント)
(竹中)新人会員を増やす方法を議論する場が必要と同時にシニア会員がイベントに参加できるように考えていかなくてはならない。支部を退会される方がいるので,支部の不足している所を考えなければと思った。北海道,北陸方面のJPCZ(冬季日本海に帯状に発達する雪雲)の影響で麓の交通機関と年末年始の山への懸念がある。雪山や気象情報を取り組み頑張って欲しい。