[報告] 事故発生時の現地対応シミュレーション講習会(安全対策委員会)

日時  20221120日(日)9:4015:15

場所  奥多摩(午前は奥多摩消防署、午後は奥多摩BC)

参加者    8名/冨永、中村(敦)、西山、山本(曜)、宮崎(順)、佐藤、河野、石井

報告

講習会は、午前と午後とにプログラムを分けて行った。午前の講習会は奥多摩消防署で実施。署員が講師で座学にて最近の山岳事故発生状況、山岳救助隊の活動内容、救助要請時の連絡方法などの説明があり、三角巾で応急手当の実務講習を行った。次に奥多摩消防署山岳救助隊との救助活動シミュレーション講習を消防署裏山で実施予定であったが、現地が降雨等で状況が悪いので室内での実施に変更した。シミュレーションは、講習参加者7名パーティーが雲取山から下山中に1名が登山道から転落、右足首骨折の疑いで自力下山が困難となり救助要請するという内容で行った。リーダーの指示で行動を停止し、メンバーが事故者の状態検証と介護、リーダーが救助要請、山岳救助隊と交信。救助隊が到着し応急手当と事故状況等聴取、担架で事故者搬送等の実務を行った。

午後の講習会は、雨天のために場所を奥多摩BCに変更して行った。安全対策委員が講師となり、午前実施のシミュレーション講習の復習を兼ねて、資料(事故発生時対応フローチャート)により改めて事故発生時の対応方法等について具体的な事故発生事例も出して説明した。山の事故は予期せずに発生するもので登山の危機管理向上のために参加して良かったとの声があった。(文/石井秀典)

救助活動シミュレーション署員の指導

 

三角巾応急手当講習

 

 

 

 

 

 

 

山岳救助隊救助活動

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