報告)第10期初級登山教室「笹尾根・槇寄山」登山実習

日  時

2023年12月23日(土)

天  候

晴れ

参 加 者

8名(受講生14名、スタッフ14名)

〈A班〉勝又、榊原(啓)、祢津、渡邊、班L石川(さ)、 班SL皆川、SP辻、SP村上、SP中山

〈B班〉杉山、河村、丸谷、大和、班L山内、班SL清水(節)、SP小澤(拓)、総括L宮崎

〈C班〉市村、亀山、榊原(さ)、土橋、守屋、班L中村(敦)、班SL吉田(博)、SP浅野、SP岩本、山行L西山

行  程

武蔵五日市駅=10:20~45数馬広場→11:25~35大平分岐→12:25西原峠→12:30~13:20槇寄山→西原峠→13:45田和峠→14:05~14:15数馬峠→笹ケタワノ峰→14:30大羽根山分→14:50~15:05大羽根山→15:45浅間尾根登山口バス停=武蔵五日市駅

報  告

~よく冷えた一日、笹尾根を歩く~

数馬広場で10℃を指す気温計。準備体操で体をほぐし班ミーティング後、出発。舗装路を標高100m上げて、民家横の登山口で休憩。青空に雲もなく風もなく日差しがそそぐ。歩き出しは班のテンポが一定になるまで少し時間がかかったが、落ち葉を踏みながら樹林帯の中ゆっくりと標高を上げていく。登山道には霜柱、広葉樹の葉はすべて落ちて大岳方面が見通せる。太平分岐で風が少し、軽食を取って長居無用でみな手早くスタート準備できた。トラバース道にかかると三頭山が視界に入る。足元の土の下の凍結に気を配りながらも明るくなってきて目線を上げると先行班が峠に着いたのが見えた。その西原峠で声を上げているのは富士山が雪をまとって現れたからだ。峠から5分も上がると槇寄山で山頂には登山者が一人。気温計は1℃を示している。昼食後、目的の軽アイゼンやチェーンスパイクの装着をした。土草の上を試し歩きする受講生。下山は西原峠へ下りてアップダウンの少ない稜線歩きから。小ピークを巻いている登山道だが稜線は視界が開けて開放感でいっぱいだ。権現山や丹沢、御前山や大岳も夏なら見えないはずだ。田和峠、数馬峠は集落への道、エスケープルートである。昭文社の地図にある“笹ケタワノ峰”を、受講生と踏むと決めて、先行班はうまくピークに行く踏み跡に入ってくれた。小さな山名標をカメラにおさめて、直ぐに稜線を下りるはずが少し行き過ぎて先頭班を引き戻してくれたのは真ん中の班。大羽根山は御前山の展望地。受講生はおやつをわけあい和気あいあい。下山開始、急な下り箇所では落ち葉や土の下に凍結がありやしないかと集中している。雪は無くても終日冷気がまとわりつき冬の山の経験となった。(文/西山さより、写真/辻正人)

 

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