第11期初級登山教室「六ツ石山」―山頂は雲の中、錦秋の奥多摩三大急登に挑むー

日   時

2024年11月16日(土) 【天候】曇り一時雨

参 加 者

30名(受講生17名、スタッフ13名)

〔A班〕三田、水内、ボシエール、田所、高原、木谷、班L皆川、班SL吉田、統括L宮崎、SP高田、SP辻、

〔B班〕渡辺、谷貝、藤井、齊藤、小野、足立、班L村岡、班SL片野、講師中村(正)、SP中山、

〔C班〕藤原、寺倉、田邊、小原、内田、班L西山、班SL浅野、SP富永、山行L 山内

行   程

奥多摩駅(路線バス)8:35=水根8:48∼9:10発→9:30∼35登山口→10:40∼55 989mピーク→11:50~12:00トオノクボ→12:15~45榛の木尾山(昼食)→13:15~35六ツ石山→14:25~35美濃木戸山分岐→15:45~16:10絹笠山→17:10石尾根縦走路登山口→17:50奥多摩駅着(解散)

記   録

天気の見極めが難しい中で、無雪期登山の最終山行実習の実施。奥多摩駅に集合すると多くの登山者でごった返していた。臨時バスに乗り水根バス停で下車。車道を歩き始めると開けて奥多摩湖に対岸の彩られた御前山などの山々が見えてきた。民家の脇を通り抜けて登山道に入る。登り始めからかなりの急勾配で代わり映えのしない植林帯の中をゆっくりと歩く。産土神社まで登り振り返り見ると、急登を歩いていることを実感する。植生が変わり彩られた雑木林になると、皆に笑みがこぼれる。989mピークではしっかりとエネルギーを補給、2名靴ズレ予防処置する。標高1000m辺りから霧に包まれる、次第に落ち葉も多くなり足元の注意が更に必要となる。トオノクボに着くと小雨となりレインウエアを着用し榛の木尾山まで登る。昼食の間だけ雨は上がり、出発時には降り出す。急登はほぼ終わり本来なら富士山を眺めながらの尾根歩きである。山頂に着くが眺望なく真っ白。カラフルなレインウエアが映えた集合写真となった。山頂直下は勾配がきつく足元注意しながら歩く。美濃木戸山分岐まで下ると少しなだらかとなり雨も上がる。十二天山直下の登山道は荒れており巻いて植林帯の中を歩くと、その先には錦に彩られた紅葉のトンネル。一番のご褒美となった。絹笠山で最後の休憩をとる。スタッフ3名が先行して、稲荷神社直下の悪路にフィックスロープを張る。薄暗くなりヘッドライト装着して1人ずつ行く、声掛けや誘導によりスムーズに通過出来た。奥多摩駅まで気の緩みもなく無事に下山した。急登の脚にかかる負担や、晩秋の雨の冷たさ、美しい紅葉など、格別な秋山体験となったと思う。

〈文/山内、写/辻〉

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