報告)第10期登山教室 【入笠山】白銀の世界を歩く

日  時

2024年2月17日(土)

 

天  候

晴れ

 

参 加 者

26名(受講生15名、スタッフ11名)/山行L内藤

〔A班〕L中村(敦)、SL小澤(拓)、SP上原、市村、勝又、榊原(啓)、祢津、野村、渡邉

〔B班〕L皆川、SL吉田(博)、SP清水(節)、井上、杉山、河村、丸谷、大和

〔C班〕L中村(正)、SL菊地、講師野口(い)、SP高岡、亀山、榊原(さ)、土橋、守屋

 

行  程

7:05立川(貸切バス)=9:40~10:30富士見パノラマリゾート(ゴンドラ)=10:40~11:00山頂駅→11:35~50山彦荘→12:05御所平峠→12:45~13:30入笠山(昼食)→14:40入笠湿原→15:10~30山頂駅(ゴンドラ)=15:40~16:00富士見パノラマリゾート=18:30立川(解散)

 

報  告

―スノーシューによる雪上歩行を体験―

立川を貸切バスで予定通りに出発。どんよりと曇っていた空は笹子トンネルを抜けたあたりから晴れ間が広がりはじめる。順調に富士見パノラマに到着し、スノーシューをレンタルしてからゴンドラで山頂駅へ。山頂駅の広場で準備を整え、早速スノーシューを装着。中村正之氏からスノーシューの歩き方についてレクチャーを受けて、いよいよ歩き始める。

気温が高く、すぐに汗ばんでくる。林道を越えたところで道を外れて雪原に入る予定だったが、雪が少なくて笹薮になっており断念せざるをえない。だいぶ下ってもうすぐ入笠湿原というところでようやく雪原の自由歩行ができた。その後、山彦荘前でアイゼンまたはチェーンスパイクに履き替えて入笠山山頂を目指す。最後は岩場コースの急な登りになり、アイゼンやチェーンスパイクの威力を感じながら山頂に立つことができた。集合写真を撮ったあと昼食休憩に入る。富士山、南アルプス方面は雲に隠されているが、北アルプスや中央アルプスはよく見える。八ヶ岳は残念ながら山頂が雲に隠れている。風は弱くて拍子抜けするほど暖かく、ゆっくり落ち着いて昼食をとることができた。

山頂で再びスノーシューに履き替えて下山にかかる。山頂からの急坂を過ぎたところで、予定通り林間の雪面に踏み入った。雪はそれなりに積もっており、条件はそう悪くない。スノーシューが思ったより雪に沈み込み、びっくりしている受講生もいた。あちこちで歓声が上がり、スノーシューを楽しめているようだ。途中でちょっとルートを間違えて登山道の方に戻ってしまったところもあったが、小一時間ほどの自由歩行を楽しんだ。入笠湿原まで戻って休憩後、再び自由歩行でアカノラ山の急斜面を登る。慣れないスノーシューで疲れた脚にはきついところだが、皆元気に登り切って、予定通り山頂駅に戻った。

今回の講習目標の厳冬期の冬山体験には少々暖かすぎたが、本格的な雪山とスノーシューを体験して、受講生には忘れられない一日になったのではないだろうか。(文、写真/内藤誠之郎)

 

 

 

 

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