日 時
2025年5月18日(日)
参 加 者
スタッフ/皆川・川合・高岡
受講者:鹿島・菊川・土橋・足立・川栄・小原・要 会員外3名 合計13名
場 所
大塚山避難小屋
行 程
行程A:JR御岳駅集合/9:44分ケーブルカー下行きバス乗車・ケーブルカーにて御岳山駅(10:24)点呼・準備体操後大塚山避難小屋へ向けて歩く(10名)。
行程B:JR古里駅 (8:30)より大塚山避難小屋へ向けて歩く(3名)
(11:20)B組と大塚山避難小屋にて合流・飯盒炊爨講義開始
(13:40)終了後 解散・ケーブルカーにて下山(10名)古里駅まで下山(3名)
報 告
今回 野口支部長が時折開催しておられる「このゆびとまれ」の企画案を拝借し初の山ゼミナールを開催しました。団体での山行では、なかなかゆっくりと食事の時間を取れないものですが、個人山行やテント泊などでは、食事もまた楽しみの一つです。
しかし何処の山岳会をみても「料理」という講座は探せません。そこで自称「岳沢料理班」が名乗りをあげて参加メンバーを募ってみた所、多くの方に集まって頂きました。
今回は会員外でも、会員と同伴であれば参加可能としているのも「このゆびとまれ」企画ならではです。
当初雨天中止としていましたが、講習会場に屋根があり天気も何とか持ち直しつつあった為、当初の計画案(古里駅から登る)をケーブルカーに変更して開催をしましたが3名のツワモノは計画通り古里駅より登りきりました。足元がぬかるんでいて結構難儀もした様子ですが、無事に合流。大塚山界隈では、ツツジが見ごろを迎えており、春らしい景色にもまた恵まれました。
大塚山山頂には、ベンチやテーブルがいくつも置かれており、昼ご飯を食べるスペースが確保しやすく、そのためか山頂から少し下がったところにある避難小屋は(山頂へ近いせいか)あまり人が立ち寄らない様子で、おかげで13人がのびのびと今回の課題「白飯」を炊くことができました。
参加者の多くは初めてのご飯炊き作業で、バーナー・固形燃料は火力の調整で四苦八苦・サイドメニューに炒め物を作る人は焦げてしまって四苦八苦・それでも川合講師の説明を聞きながら、一生懸命に飯盒と向き合っていました。
道具の無い人はひとまず100均ショップにて予め揃えてもらい、課題の「白飯」は大成功!講師からは、ご飯を炊く際のワンポイントアドバイス・道具や食材の上手なパッキングのコツ・クッキングペーパーでの汚れ止めなど、目から鱗の話がザクザク。
ちゃんと炊けているのか心配で蓋をそ~っと開けてみたり(本当は我慢が必要です)飯盒が膨張して蓋が開かず、男子の皆さんに協力してもらったりと、みなさん楽しそうにご飯を炊いています。登山道を行く人たちは、美味しそうな香りに思わず引き込まれ、何の会ですか?と覗き込む人も。山でご飯の炊き方をちゃんと指導してくれるのは日本山岳会東京多摩支部だけです!(ちょっと自慢しました)みんなの美味しそうなご飯を見ながら、川合講師は次回の課題「炊き込みご飯のタコ飯」を実演!2回目のデモンストレーションを公開して予告を披露して抜かりが無い。とても美味しそう!2回目も参加したい!!と、多くの声が聞かれました。PR力が凄いです。
ひとしきり、全員が全員の飯盒を見せびらかしたのち、片づけて講座は大盛況のうちに修了です。楽しく集合写真を撮って、下山の支度です。朝 古里からやってきた3名はケーブルカーで、また違う3名は古里駅へむかって下山していきました。(その後、拝島駅界隈で再び合流したとか、しないとか。。。)
さて、このゆびとまれ企画 山ご飯のススメ第二回目は、本文中にもありました炊き込みご飯です。日程など決まりましたらホームページへ掲載いたしますので、みなさん参加をお願いします。(班長/皆川)