報告)春の自然観察会 カタクリを見に行こう

開催日

2023年4月4日(火)

天  候

快晴

開催場所・時間

都立片倉城跡公園 10:00~14:10

参加者

支部会員より高岡・菅野(令)・加藤・菅野(丈)・富澤・横関

委員会より河野・岡・石塚・村上・八木・小河

合計12名

行   程

管理棟前に集合→奥の沢→片倉つどいの森公園→片倉城跡公園→二の丸広場にて昼食休憩→住吉神社→片倉沢沿い→休憩広場→住吉沼→いこいの広場にて解散

記   録

「カタクリを見に行こう」というテーマだが、今年は春の動きが早くカタクリはほぼ終盤に入っていた。自己紹介後、ヒメリュウキンカ、ネコノメソウ、ツボスミレを見て急な階段を登り、斜面を見下ろすとカタクリの葉が目立つ、ニリンソウ・咲き出したばかりの黄色のヤマブキソウの群生が見える。数株は綺麗に咲いているがほとんどのカタクリには実ができている。タカオスミレは蕾の状態。カントウタンポポを確認後、大きく枝を広げているヤマザクラを間近に見る。富士山が見えた片倉つどいの森公園にある驚くほど大木で満開のオオシマザクラ。雑木林の中に入り、タマノカンアオイ、フデリンドウ、ニワトコ、タチイヌノフグリなどを観察。二の丸広場のソメイヨシノの下で昼食後、住吉神社には小さなレンプクソウ、咲き出しや芽吹いたばかりのムサシアブミ。急な階段を下り、バイモ、ヒトリシズカ、セントウソウ、二リンソウの群生、綺麗な水色のヤマルリソウ、徳川家の家紋のモデルのフタバアオイ。休憩広場にはセンボンヤリ、ミツバツチグリが咲いている。その後、ユキザサの花芽を発見。住吉沼近辺ではミズバショウ、オトメスミレ、コクサギの雄木、ゴヨウアケビ、フジの花芽を確認。いこいの広場でまだ咲いているソメイヨシノ、満開のシダレザクラの下で解散した。

企画担当の感想としては、お天気に恵まれ、入会して直ぐの方からベテランの方まで参加して、明るい人柄の参加者のおかげで笑いの絶えない観察会になった。講師を予定した方が急に欠席となったが、事前資料で花の名前の由来等を調べ、下見を数回したので、見ていただきたい自然と花々を紹介でき楽しんでいただけたようだ。

参加者からの感想

先月登山教室9期を卒業して初めて自然観察会に参加させていただきました。片倉城跡公園は初めて行きました。広々として気持ちよく、遠くに真っ白の富士山も見えました。ひとつひとつ花の名前を教えていただきながら、ゆっくり、のんびりみんなで歩いた有意義な時間で贅沢な平日の一日でした。                                          (加藤智加子)

 

その他

タチツボスミレ・ヒメオドリコソウ・ミスミソウ(ユキワリソウ)の葉・ジュウニヒトエ・セツブンソウの実・ウバユリの咲き出し・ムラサキケマン・キュウリグサ・カキドオシ・イチョウの芽吹き・サギゴケ・ムラサキサギゴケ

企画担当・文・写真/小河今朝美 写真/石塚嘉一

カタクリの種を観察中

カタクリの花

ヤマブキソウ

貴重な花 レンプクソウ

集合写真

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