報告)第10期登山教室 講座「地図読み」

日  時

2023年5月17日(水)

場  所

立川女性総合センター 5階 第3学習室

参 加 者

受講生22名 スタッフ(講師含む)16名 合計38名

報  告

4月・5月と講座が続く 何とも退屈な気がするが実は今後の山行に大きく役立つ内容となっている。道具や衣服の説明に始まり前回は医療とトレーニング 今回は講師に登山教室総括リーダーの宮崎氏を迎えて地図読みの講習である。受付で25000分の1の地図を受け取り 受講生には事前に用意をお願いしたプレートコンパスで、最初の一歩が始まった。受講生達の殆どは「地図」を見ること自体が遠い記憶の中であろう。山岳地図には 登山に必要な地形の情報が盛り込まれており その一枚に地形のみならず傾斜 距離 植生 川や谷 三角点等のランドマーク等 その山をどう歩けば良いのかを知る事が出来るようになっている。またプレートコンパスには東西南北の他に様々な矢印や 線 目盛りがあり それらを使いながら地図と現地の位置を合わせる「整置」という作業を行う ここから自分の大まかな位置や進むべき方向・山座同定などを知る事が出来るようになる仕組みだ。コンパス自体も見慣れぬ形で使い方も直ぐには理解不能であろうなと思いながら、スタッフ達も一緒に復習であった。今ではスマートフォン用に地図アプリが普及しており、GPS機能もついて便利になってはいるが「山」と言う所は 必ずしも電波が届くとは限らず またスマートフォンの電池切れや落下等による故障と言うようなハプニングも起こり得る事があるので やはり基本は紙地図である。地図は国土地理院から無料でダウンロードすることが出来るので、これからの実習山行にはぜひ 行き先の地図を印刷して歩いてもらいたい。

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