日時 2024年2月10日(土)
天候 晴れのち曇り
参加者
L 齊藤、SL 鬼村、西山、古谷、清水、今中、大井、中島、中村敦、中山、宮田、宮本、吉田
13名
行程
北横岳ロープウェイ山頂駅 11:20 → 坪庭 → 12:10 北横岳ヒュッテ 12:40
→ 12:45 北横岳南峰 → 12:55 北横岳北峰 13:10 → 13:20 北横岳ヒュッテ 13:30
→ 14:20 山頂駅 14:30 = 14:45 ロープウェイ山麓駅
記録
定例山行を企画し、天候不良・コロナ渦と二度のキャンセルの後、迎えた三度目の山行。
週中に降雪後の三連休初日、それでも天候は、予測通りの良好であった。
茅野駅のアルピコバスも混雑を予測し、定刻前に増便を準備。参加者は、3台の定刻・増便バスに
分かれてロープウェイ山麓駅へ向かった。ロープウェイ山麓駅には、自家用車で来ていたスキー客を
加えてチケット売り場や乗り場は、大混雑。集合場所の山麓駅で、20分以上の到着時間に差が出来て
しまった。その間を有意義にアイゼン等の装着をしながら、全員集合した。
軽いミーティング後、13名で出発。目指す山頂方向へ、まずは坪庭を散策するように標高を上げて
行った。サラサラした新雪でアイゼンの効きが良い。参加者も久々の雪山歩行を味わうように軽快に
進んだ。樹林帯に入ると、時々開ける景色、南側に縞枯れ山、その奥に南八ヶ岳が見え、
見上げると八ヶ岳ブルーの青空。望んでいた景色に、皆興奮していた。早くも下ってくる登山者と
後ろからの追い越しに気を使いながら、あっという間に北横岳ヒュッテに到着。休憩時間はゆっくり
取れなかったが、栄養・水分補給をし、強風対策をして山頂を目指した。南峰までは、もう一登り、
風でダイヤモンドダスト現象のような雪が飛んできたと思うと南峰へ到着。
南八ヶ岳・南アルプスから北アルプス・蓼科山等々の絶景に息をのんだ。写真を撮り、足早に北峰へ。
北峰の方は風を避けられるのか、寒さも少し楽である。思い思いに写真を撮ることが出来た。
ゆっくりしたいところであるがすぐに下山開始。傾斜のキツイ箇所の下りでは、一歩一歩アイゼンの爪を
効かせ慎重に坪庭へと下った。
混雑による出発の遅れを取り戻せるスピードに苦も無く皆がついて歩けたことには、ビックリしました。
ロープウェイ山頂駅に予定時間通り着くとアルプス達は雲の中、タイミング良く絶景を山頂で見られた事
に感謝しながら、参加者全員で、同じロープウェイで下山。解散後全員最終バスで茅野へ向かった。
北横岳という都心から離れた山岳への雪山山行。皆、体調も万全に足並み揃って登頂。日帰りで行動は
せかすようになってしまったが、満足して帰京する参加者の笑顔に疲れも忘れ、大満足の一日になった。
(写真/西山、古谷、齊藤 文/齊藤)
感想1
北横岳山頂からの景色は、息をのむほど素晴らしかったし、登りきった達成感も素晴らしかった!
八ヶ岳の魅力、冬季でも晴天率が高いと言われているとおり、青い空に恵まれ、山頂からは、
蓼科山、南・中央・北アルプス、御嶽山をハッキリ見渡すことが出来たこと。雪質はパウダースノーで
非常に軽くてフワフワした新鮮な感じで、雪山登山を楽しめたことから、思い出に残る楽しい山行に
なりました。
13人のパーティを準備・案内・引率してくれた、山行委員の皆さんに感謝しています。(文/今中尚哉)
感想2
山頂で遮るものがない絶景を拝めた時は参加して良かった!と思いました。
八ヶ岳、南、中央アルプスの山々、白銀とすっきりブルーの空、普段見れない景色に元気をもらい
ました。アイゼン歩行はそれなりに大変でしたが、想い出に残る1日となりました。(文/中山 摂)