報告)藤野十五名山、岩戸山、小渕山、鷹取山の三座を縦走

日時 2023年6月19日(月)

天候 晴れ

参加者

11名/GL本多、L石塚、SL小口、SL辻橋、大島、佐久間、高橋(郁)、竹中、富澤、吉田(文)、横関

行程

JR藤野駅9:45→藤野神社下10:15→11:00岩戸山11:10→11:45小渕山(昼食)12:15→13:00上沢井分岐→13:40鷹取山14:00→ 分岐→14:45上沢井バス停 14:56=(バス)=15:05藤野駅・解散

記録

JR中央本線の藤野駅に集合し、登山口まで歩いた。登山口から20分ほど歩くと正面に150段ほどの急な石段の上に藤野神社がある。巻道から上って今日の山行が安全でありますようにと祈りながら、登り初めの弾んだ息を整えた。

最初の目的地は岩戸山。頂上の少し手前の少し開けた場所に「オカトラノオ」が群生していた。見晴らしもよく、青い空に近くの山々が見渡せ、手前にはオカトラノオの白い花が満開、時々吹いてくるさわやかな風に深呼吸をし、山歩きの楽しさを感じた 。

ゆっくりと、穏やな、木々に囲まれた山道を歩き11時頃岩戸山(377m)の頂上に到着。歌人与謝野明子が転地療養中に岩戸山を眺めて詠んだ「関野山青(せい)瓦(が)の家かがやくに似て桂川そのかたへ行く」の説明書きがある。三角点もあるので見逃さずにタッチして確認。水分補給して一休み。

次の小淵山(350m)に向かい、一部ロープを伝って、木々の下の道を登ったり、下ったりして進み12時少し前に頂上に到着。工程表では次の鷹取山で昼食をとる予定であったが、みんなの腹時計からここで昼食となった。見晴らしはなかったが、木陰で休憩。

昼食後、エネルギーを入れて元気になり、鷹取山へとスタート。鷹取山までは、いくつかのピークを越え、登ったり、下ったり、木に囲まれ、木の根ででこぼこした尾根道や、少し岩登りをして進む。木漏れ日が美しく、葉の緑は太陽の光を通してまだ新緑のようにきれい。最後の急登を登ると鷹取山の頂上(477m)。

こには石でできた小さな鷹取山神社の標石があり、その横には「こころに残る鐘」がつるしてある。鳴らすと、遠くまで届きそうな大きな澄んだ音がした。頂上からは陣馬山など周りの山々もよく見える。「鷹取山烽火台跡」の標もあり、甲州武田氏が相州北條氏に備えて築いたといわれる。鐘もその頃の鐘撞堂の跡だそうだ。

帰りはなだらかな下りが続いた。バスの時間に合わせ少し急ぎ足となったが、上沢井のバス停まで、比較的歩きやすい道をしっかり歩き、全員バスに乗り、帰途についた。藤野十五名山のうちの3座を縦走でき、良い山歩きができた。          (文/横関邦子、写真/横関、石塚)

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