日時
2022年9月10日(土)〜11日(日)
天候
1日目/晴れ時々曇り、2日目/晴れ
参加者
20名(受講生12名、スタッフ8名)/総括L宮崎
〔A班〕班L広瀬、班SL菊地、柏木、加藤、高木、中島、中村(岳)、中村(智)、SP嶋田、〔B班〕山行L兼班L村岡、班SL皆川、麻生、岩本、城森、中山、八木、由田、総括SL河野、SP川合
行程/2日間
1日目/6:45立川北口公園集合、6:55出発(貸切バス)=9:50〜10:20スーパーつるや=11:45上高地BT→12:05山研着、12:30昼食、13:30山研発→13:40〜50ビジターセンター→14:45〜55明神館→穂高神社奥宮→岳沢湿原→16:25山研着、18:00〜20:30夕食&交歓会、(〜21:40有志二次会)、22:00消灯
2日目/4:00起床(散策)、5:30朝食、7:00山研発→7:10岳沢登山口→8:00〜10休憩→8:30〜35岳沢→9:25〜35休憩→10:25〜11:10岳沢小屋→岳沢→14:10山研着、15:00上高地BT発=16:15〜17:00梓水苑(入浴)=21:00立川着
記録
—穂高連峰の懐へ登る—
◇1日目/集合時刻前には全員が集合し、予定の5分前に出発した。途中松本で食材を購入する。調理担当のSP川合さんが手際よく食材を手配してくれた。上高地バスターミナルから山研までは、清らかな梓川と迫力ある穂高連峰に迎えられ、気分は高揚する。昼食後、明神池まで散策。9月初旬は紅葉には少し早く、花も多くはない。それでもサラシナショウマなどの秋の花やゴゼンタチバナやナナカマド等の赤い実が山を彩っていた。明神橋からの明神岳、六百山、遠く見える稜線、地図を見ながら話は尽きない。穂高神社奥宮からは右岸散策路を歩く。岳沢登山口付近で猿の群れに出合う。心配された雨に出合うこともなく散策を終えた。夜は、栄養満点の豪華な料理を肴に、話は盛り上がり交流を深めた。
◇2日目/4時に起床し、日の出を見に河童橋へ。前日に見られなかった中秋の名月が焼岳の右肩に輝いていた。宿泊者にしか体験できない時間を皆楽しんだようだ。朝食後、岳沢に向けて出発。標高差約700mを一気に登るにはペースが大切である。滑りそうな木の根や岩場などへ注意喚起しながらゆっくり高度を上げる。岳沢に出ると視界が開け、西穂高岳から吊り尾根、眼下には先ほどまでいた上高地が臨めた。ここでエネルギーをもらい、岳沢小屋を目指す。天気予報が良い方に外れ蒸し暑いくらいの好天。10:25岳沢小屋着。昼食休憩を長めに取り、眺望を満喫しながら身体を休めた。集合写真撮影の後,往路を戻る。脚の疲れや慣れない岩場の歩行で予定より時間がかかったが、上高地の自然に励まされ無事下山することができた。
9期受講生にとっては初めての、我々スタッフにとっても久しぶりの宿泊山行で,今まで以上に互いを理解し親睦を深められた2日間であった。
(文・村岡 / 写真・河野・村岡・川合 )