(報告)第11期登山教室講座 地図の読み

日   時

5月15日(水)18時半より

場   所

立川女性総合センター アイム  5階 第3学習室

参 加 者

受講生19名、スタッフ(講師含む)17名 合計36名。

報   告

登山教室総括L 宮崎紘一氏による座学「地図の読み方」が開催された。

まずはよく使用される国土地理院地図の説明。

「地図の基準値(0m)はどこでしょう?」という質問から話が始まった。さて答えは「東京湾の平均海水面の高さです」と言うと、皆さん何度もうなずいていた。

現在ではスマホの地図に頼って登山をする人が多いが、電池切れになった時などにはの紙の地図が頼りになり、自分のいる位置を地図上で確認できることが重要だ。

今後の山行時に自分で地図を印刷して持参できるよう、国土地理院地図の印刷の方法を伝授していただく。

試しに、「三頭山」「御前山」の地図を見ながら等高線の説明、その後よく使われる山の地形用語の説明もあった。実際にプレートコンパスを使用してみたいところだが、会場内では磁気に影響するものが多くあり、実際の使用は次の御前山山行でという事になった。山行が楽しみである。

また、9月に行く「上高地」の地図では宿泊予定の山研の場所を確認した。皆さん、興味津々食い入るように見ていた。

次にコンパスの使用方法についても話を聞き、地図とコンパスは登山中すぐに取り出せるところに入れておくことも大切と説明があった。またスマホと一緒にしない事と、うっかりしてしまいそうな点の注意もなされた。磁石を日常の生活ではあまり使わないだけに、管理も大切という事である。

GPSの利用について、地図アプリの使用方法、道迷いした時の注意点、最後に地図の折り方説明など盛りだくさんの内容だった。

マスターするまでに時間はかかるけれど、必ず覚えたい山行の技術の1つなので、山行の度にみんなで確認し合いたいと思う。                        (写真・文 菊地美奈子)

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