日時
2022年9月29日(木)
天候
曇り
参加者
9名 L内藤 SL富永 高田(享) 太田 川島 吉田(望) 鬼村 高間 石橋(學)
行程
9:10武蔵増戸駅→9:30~9:45大悲願寺→9:55〜10:30横沢入→11:05唐松山→11:35~12:00鉄塔 No.31(昼食)→石山の池→12:35~12:50天竺山→13:15武蔵五日市駅
記録
武蔵増戸駅から線路沿いに進むと大悲願寺がある。別名萩の寺と呼ばれていて伊達政宗が見事に咲いている白萩を見て,分けて欲しいと言ってきた文書が保管されているらしい。見事に咲いている白萩の庭を散策し横沢入に行く。稲刈りをしている小学生とトンボを見ながら,軍用航空資材を疎開させるための地下壕や戦車橋を見て回り,里山の風景を堪能し唐松山に向かった。
横沢北側尾根の標識は伸びた草で分かりづらく,いきなりの急登をゆっくりと登った。唐松山は気を付けていないと見過ごしてしまうほど小さな板が木にくくり付けられていて,ここが山頂なんだ…と思った。
鉄塔の下で昼食を取った後,石山の池へ向かう。石山の池は伊奈石を切り出した採石場跡で,水はほとんどなく石材を切り出した跡に水が溜まった感じだった。池のそばに採石の安全を祈願して立てたらしい山神社の石柱があった。石切場跡から登ると三内神社奥社のある天竺山に到着し展望を楽しみ,伊奈石で作られたのであろう階段を降りて,武蔵五日市駅に到着した。(文/富永、写真/内藤)
感想
大悲願寺の白萩、横沢入の里山、伊奈石の石切り場跡など興味深い場所を散策したあとで唐松山と天竺山に登るという変化に富んだ山行でした。低山だと思って油断していたら予想していなかったような急登でびっくりしながらロープを使って進みました。計画してくださった山行委員の皆様、一緒に登山してくださった皆様に感謝です。(高間)
道すがら、秋桜、金木犀が咲き、大悲願寺では満開の白萩。横沢入りでは、黄金色の中、小学生の稲刈。紅葉とは、別の里山の秋を満喫できた。また、低山ながら急登もあり、ロープに頼りながらの、3ヶ月ぶりの山行だった。(川島)
子供達が稲刈りをしている姿と戦跡の地下壕の対比。咲き誇る萩、群生しているツリフネソウ、金木犀の香りと、低山でコンパクトながら盛り沢山な楽しい山行でした。ありがとうございました。(高田)
のどかな秋の里山歩きを楽しめた一日となった。大悲願寺の境内では、白萩が蝶のような花を咲かせ見事、また横沢入では小学生が稲刈り体験をしているのにも遭遇。そんな秋を感じつつ、戦争遺構や石切り場など立ち寄れたのも収穫であった。(吉田)