-岩稜帯ルートの歩行練習-
日時
2023年4月22日(土)
天候
晴れ
参加者
6名/L佐野、SL中原、清水(茂)、上原、西山、西中
行程
烏帽子岳登山口8:55→烏帽子岳10:04→シラケ山12:19→マル13:29→烏帽子岳登山口14:54
記録
山行委員の技量育成を目的にした、第三回育成山行は、岩稜帯ルートの歩行練習で西上州の烏帽子岳、
シラケ山へ。当初11名の参加予定であったが、1班編成で実施となった。集合時は曇天。朝から肌寒
い。一抹の不安を感じながら、自家用車にて移動。すると、関越道で群馬県に入ったあたりから晴れ
間がでてきた。下仁田インターで下り、一般道で30数キロメートル走行し、烏帽子岳登山口へ到着。
登山口を入り、沢沿いを歩くと奥の二俣へ。手前でルートを失うも、直ぐに戻ることができた。奥の
二俣を過ぎてからは、急登の連続。烏帽子岳山頂直下は更に滑りやすく、かなりの急登。お助けロー
プが張られていたが、落石に注意しながら歩行。
シラケ山に向かうには二つルートがあり、破線ルートである瘦せ尾根のルートと、尾根を回り込む
通常ルート。今回は岩稜帯ルートの練習の為、破線ルートを選択。まずは、ヘルメットとハーネスを
着用して準備する。ピークは、P1~P7まであり、序盤でナイフリッジがあり、緊張感が高まる。
全員で足場を確認、注意しながら歩行。途中でアカヤシオとヒカゲツツジが綺麗に咲いており、花を
堪能しながらシラケ山へ。シラケ山頂は展望も良く、数々の名峰を一望することが出来た。秩父方面
では両神山から飛龍山、奥多摩の雲取山をはっきりと見ることができた。上州では妙義山、荒船山、
赤城山が見え、更に目をかざすと浅間山、黒斑山まで確認することが出来た。
シラケ山で昼食後、一般道にて引き返す。途中でマルのピークを踏み、全員でまるのポーズをとり、写
真撮影。山行委員の結束を深めることができた山行であった。
(記録、文:佐野/写真:中原、清水、西山、佐野)