日 時
2023年9月23日(土)~24日(日)
天 候
1日目/小雨のち曇り 2日目/晴れ
参加者
16名(1班)L佐藤、SL富永、鬼村、酒井、菅野浅、佐久間、川島、吉田
(2班)L赤坂憲、SL齊藤、石橋、中原、高岡、高田、菊川、辻
行 程
1日目/8:06立川=12:40~13:00女夫渕駐車場→15:25日光澤温泉(泊)
2日目/5:10日光澤温泉→6:20オロオソロシの滝→8:25鬼怒沼湿原
→9:15~9:40鬼怒沼山山頂→12:35~13:25日光澤温泉
→15:15~15:30女夫渕駐車場→20:35立川(解散)
記 録
◇1日目/立川に集合してマイクロバスに乗車する。車中で昼食を取り、女夫渕バス停に到着した。小雨だったので各自で雨具をつける。空はどんより重かったが、富永SLを先頭に歩き始める。八丁ノ湯に着く頃には雨も止みここで休憩。川沿いの遊歩道は歩き易いが、所々にぬかるみもある。2時間程の道のりだった。午後3時過ぎに宿に着くと看板犬が出迎えてくれた。
宿でまず温泉に入った。内湯は男女別だが、露天風呂は混浴。幸い男性が居なかったので露天風呂に入浴。白濁した湯の濃い温泉、気持ちの良い湯だった。ひなびた湯殿の風情と開放感に浸った。夕食は、特にいわなの塩焼きが美味しかった。
◇2日目/午前4時に起床。各自持参の軽食を取り5時玄関に集合。準備体操をして出発。まだ、薄暗い中を歩いていると次第に東の空が明るくなる。この日は前日と打って変わっての快晴になった。
オロオソロノシの滝展望台では遠くに滝が見えた。この先ブナやあすなろ(明日はヒノキになろうと思っている木と説明書があった)、ダケカンバ、ナナカマドなど自然林樹林帯をひたすら登る。紅葉はまだだったが、その頃は綺麗だろう。暗い樹林帯をぬけると広い湿原に出た。草紅葉はまだ紅くなっておらず小麦色だった。美しい池塘には水草が生えゲンゴロウが泳いでいた。赤トンボ、糸トンボ?が飛び湿原の美しさに感動した。
近くに大きく日光白根山、反対側には燧ケ岳が見えた。圧倒的な存在感だ。東電の巡視小屋を過ぎると熊笹の樹林帯だ。一度下ってまた上がると頂上に出た。暗く展望の無い狭い所だ。16人で一度には記念撮影ができないので班ごとに撮る。来た道を下山。休憩をはさみながら鬼怒沼湿原に戻る。ここでも、記念撮影するが湿原保護の板の上しか歩けないので、参加者全員と風景を上手く撮るのは難しい様子だった。日光澤温泉にお昼に着き、入浴・休憩の時間をとる。
前日と同じ鬼怒川添いの遊歩道を2時間程歩き、疲れの見える人もいたが無事に女夫渕バス停に着いた。帰りは事故渋滞に巻き込まれ、予定より1時間遅れで立川に到着・解散した。
今回の山行は、ひなびた温泉宿で気持ちの良い湯に浸かり、湿原の美しさに感動した思い出深いものになった。 (文/赤坂憲、写真/佐藤・辻)