報告) 低山を楽しむ会 ミツマタの大群生地から急登を行く西山三山

日 時

2022年3月25日(金)

 

天 候

晴れ

 

参加者

10名/L荒井正人、SL石塚、SL小口、河野、竹中、富澤、松川(征)、吉田(博)、吉田(文)、鳥橋祥子(信濃支部、ゲスト)

 

行 程

8:20本厚木駅=東谷戸入口バス停→大平登山口(ミツマタ桃源郷)10:00→(松石寺尾根)→

発句石広場→11:25荻野高取山→12:10華厳山(昼食)12:40→14:00大沢登山口→上荻野バス停=

15:10本厚木駅

 

記 録

東丹沢「相州アルプス」の南半分、荻野地区にある経ヶ岳、華厳山、(荻野)高取山は地元で「西山三山」と呼ばれる。この「西山を守る会」で活動している荒井会員の企画・ガイドで三山のうち高取山と華厳山に登った。

大平登山口にある「ミツマタ桃源郷」と名付けられた大群生地で、あたり一面を黄色に染める真っ盛りの早春の花を堪能してから、300mの標高差の急登を登った。低山の会で今までに登った中で一番きつい登りだったというのがみんなの感想だった。

稜線に出て、「発句石」の小さい広場から厚木市街や相模湾の方が一望できるが、目の前の採石場では山が半分ほどに削られた無残な姿が痛々しい。「西山を守る会」は、この採石事業が周りの山に広がるのを防ぐために2004年に地元の人たちが立ち上げたもので、登山道を整備したり毎月踏査登山をしたりしていて、最近では登山者も増えているという。

地元荻野の俳人小林芹江(キンコウ、徳川時代・宝暦6年~文政2年)の句が自然石に彫ってある発句石で一休みしたあと、痩せ尾根を登るとすぐに三等三角点のある高取山(522m)で、まだ花が残っているダンコウバイとアブラチャンを見ながら緩い上りの稜線を行く。華厳山頂上(602m)からは、大山が頂上までよく見える。ここからは、高取山下まで戻り、高取北尾根の急坂を大沢登山口に下った。ゴルフ場の中を抜けて上荻野浅間神社の前の上荻野バス停に着いた。

(文・写真/石塚嘉一)

 

 

 

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