〜紅葉間近の箱根古道を尋ねる〜
日時)
2022年10月12日(水)
天候
曇り
参加者
・5名、L髙砂、SL小野、石橋、川島、吉田。
行程
・8:40足柄駅→(足柄古道)足柄峠11:00→万葉公園11:30(昼食)→
山伏平12:30→矢倉岳13:00→本村BS14:50(矢倉沢BS15:00)
記録
少し肌寒い薄曇りの秋空の元、御殿場線足柄駅前に定刻通り元気よく全員が集合した。ローカル線には珍しいモダンなデザインの無人駅舎だ。
挨拶、自己紹介、準備運動を済ませて予定通り8時45分出発した。
踏切を渡って暫くは集落を抜け、道路標識に従い地蔵堂川に沿って足柄古道を進むと嶽之下宮にであう、更に進み上り勾配になると銚子ヶ淵の小さな池がある。更に樹林帯を30分程進むと舗装道路県道78号線に出た(10:15)。赤坂古道という標識のある足柄古道の一部を進むことにする。芭蕉の句碑や八地蔵、六地蔵を横目に見て足柄城趾がある足柄峠の広場に出た(11:00)。残念ながら曇天で富士山は見えなかった。
足柄山聖天堂でお参りを済ませ、足柄の関跡を横目に万葉公園へ向かうことにする。萬葉公園内の東屋でランチタイムを済ませる(12:00)。公園の植林からトリカブトが群生する雑木林のアップダウンを抜けると山伏平だ(12:30)。
小休止の後急な登りで汗を流して矢倉岳山頂に到着(13:00)。360度の展望も生憎の曇天で箱根大涌谷方面は眺められたが、富士山は隠れたままだった。
山頂広場で記念撮影をして、矢倉沢方面へ急な下り路の林間コースを安全確認しながら一時間ほどで降りて
こられた。本村BSに14:50着。下山報告を済ませて、解散。バスで大雄山線関本へ出て小田原経由で帰宅の途に着いた。 (文責・写真:髙砂)
感想文
○隈研吾事務所設計の素敵な足柄駅を出発。生憎の曇り空。川の音と、鳥の鳴き声が良く響くほどの静かさ。足柄峠では、芭蕉、万葉集の歌碑が多くあったが難読。
矢倉岳の頂上は、目の前が金時山、360度のパノラマだったが、富士山だけは?
快晴の時、また、挑戦したいものです。(川島ひろ子)
○足柄古道は、杉林に囲まれとても良く整備された気持ちの良い古道だった。
足柄峠の城址、聖天堂、関所跡、万葉公園の歌碑を読み古人の気分でハイキングを楽しんだ。 動物に遭遇することもなくトリカブトの群生を見ながら矢倉岳山頂へ到着。
帰路は、山頂より600メートル一気に下山。
木の根、落ち葉などに気をつけ何とか無事に下山できたが翌日以降の筋肉痛が心配だ。
リーダーの的確なご指導のお陰で充実感と達成感で一杯の山行だった。(吉田博子)