報告)第9期登山教室 三頭山

—春の息吹を感じながら—

 

日時

2022年4月23日(土)

 

天候

晴れ時々曇り

 

参加者

総括L宮崎

〔A班〕班L中原、班SL広瀬、赤坂、大井、柏木、風村、加藤、高木、中島、西尾、SP河野、SP石橋、SP菊地、

〔B班〕班L中村(敦)、班SL山内、麻生、岩本、大澤、城森、宮田、茂木、八木、由田、山行L村岡、SP小野、SP嶋田、SP関口、SP皆川29名  (受講生 16名、スタッフ 13名)

 

行程

7:00立川北口公園集合、7:15出発(貸切バス)=9:00都民の森駐車場→9:20〜55森林館→10:15〜30三頭大滝→10:55〜11:15テラス→11:55ムシカリ峠→12:00〜40避難小屋(昼食)→13:00〜20三頭山西峰→ムシカリ峠→14:25〜35テラス→15:15〜40森林館→16:00都民の森駐車場=18:00立川

 

記録

第9期登山教室の登山実習は奥多摩三山の最高峰である三頭山(1524m)から始まった。コロナのために開始を延期せざるを得なかったこの一年、参加を心待ちにしていた受講生たちがたくさんいた。すでに講座を2回実施し、山の歩き方、装備について学んだ上での実習である。山行の10日前から体温チェックをしてもらい、当日も検温してから貸切バスに乗ってもらった。バスの中は初めての山行とは思えないほどに和気あいあいとしてとても良い雰囲気であった。

都民の森の森林館前で班ごとに自己紹介。受講生は年齢も登山歴も様々だが、皆それぞれに熱い思いをもって参加してきていることがわかった。その後、靴の履き方やザックの調整のしかたを一人一人確認した。三頭大滝まではウッドチップのしかれた遊歩道。そこを過ぎると沢沿いの登山道になり、徐々に勾配はきつくなる。「歩幅を小さくフラットフットで」「すれ違いは山側に寄る」など講座で学んだことを時折声かけしながら歩いた。ムシカリ峠までゆっくりペースで約1時間、鳥の声やミツバツツジや可憐なスミレらの花々に励まされ、春の息吹を感じながら一歩一歩高度を上げていった。昼食場所の避難小屋に着いたときにも受講生の多くはまだ体力に余裕のある様子であった。

昼ごろから雲が少々厚くなったが、山頂からは富士山の全貌を見ることができた。20分ほど写真タイムを取り下山開始。帰路は往路を戻る。下りの斜度に緊張している受講生も見受けられたが、「ストックを使って歩幅を小さく、靴底のグリップを信じて」などの声かけで少しずつうまく歩けるようになっていった。

今回の実習は天候に恵まれたおかげで「歩くこと」に専念でき、予定どおり行程をこなすことができた。

(文/村岡庸こ、写真/中原三佐代、村岡庸こ)

 

三頭山 山頂

つつじ

避難小屋

 

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