【報告】7月 平日山行 大怒田山(標高1054m)-五つの滝と鍾乳洞に涼を求めて-

日 時

2022年7月27日(水)

 

天 候

晴れ一時雨

 

参加者

富永(L)、内藤(SL)、佐久間、鬼村、白川(ま)、川島、川合、菊地、吉川、人見(10名)

 

行 程

武蔵五日市駅7:43(バス)=8:10~25千足バス停→9:00小天狗滝→9:10~15天狗滝→9:40~50綾滝→10:50つづら岩→11:35~12:00大怒田山(富士見台)→13:50~14:00大滝→14:25大岳鍾乳洞(解散)

 

記 録

コロナ感染急増のもとでの山行。18名が10名に減っての実施となった。武蔵五市駅前に集合してバスに乗車。千足バス停で下車して歩き始める。前日に東北北部も梅雨明けし、天気は上々だが暑さが心配。

まずは馬頭刈尾根を目指して、千足沢沿いに標高差700mを登る。たちまち汗が噴き出すが、時折沢を渡ってくる涼風にホッと一息つく。小天狗滝、天狗滝、綾滝と次々に個性的な滝が現れ、マイナスイオンのシャワーで元気回復。滝際のヤマユリの花がちょうど盛りだった。綾滝を過ぎると沢を離れ、つづら岩まで1時間の急登。まさに胸突き八丁、今回の山行の頑張りどころだ。それでも何とか息を切らしてつづら岩の前を通過すると、今度は雨が降り始めた。富士見台に到着する頃には本降りになり、さて困ったなと思ったが、うまい具合に東屋があり、そこでゆっくり昼食を取ることができた。食事が終わるころには雨が上がり、出来過ぎの展開にだいぶ気を良くした。

大怒田山は、国土地理院の地形図にも載っていないマイナーな山である。山名板を探しながら歩いたが、見つからないうちに富士見台に着いてしまった。そこでよく見ると手書きの板が木に括り付けられていて、富士見台と大怒田山頂は同じであることが判明。無事、大怒田山の山名板の前で集合写真を撮ることができた。

さらに10分ほど馬頭刈尾根を登ってから、右に折れて大岳沢への下降路に入る。コケが美しい沢沿いを下ると、やがて豪快に流れ落ちる大滝が現れた。足元にはかわいいイワタバコの花が咲いていた。続いて落差はあるが水量が少なく、糸のように流れ落ちる小滝を過ぎると、程なくして大岳鍾乳洞に到着。ここで解散して、大岳鍾乳洞を見学する組と直帰する組に分かれた。

個性的な5つの滝と鍾乳洞を巡る、夏の盛りにもたっぷり楽しめる好コースだった。これで富士見台からの富士を望めれば完璧だったが、また、別の季節にも訪れてみたい。(文・写真/内藤誠之郎)

小天狗滝

天狗滝

天狗滝の前で

綾滝

つづら岩の前を登る

大怒田山の山名版の前で

富士見台付近からの眺望

苔の美しい大岳沢

大滝

イワタバコの花

小滝

大岳鍾乳洞見学組

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