*報告* 奥多摩BC ハイキングと芋煮会

日時:2022年(令和4)年10月29日(土)

参加者

太田雄三 柏木 充 川島ひろ子 河野悠二 佐伯享子 佐藤 守 辻 正人 成川隆顕 廣瀬雅則   松田慎一郎 山下 肇 吉田博子 佐久間マサエ 八木元子 富澤克禮 石井秀典 山内ひとみ 中村敦子小嶋一男 木村康雄 調理担当:坂本正智   以上 21名

報告

支部行事初参加や遅刻の会員も間に合い、集合の奥多摩駅を予定の10時に出発した。連絡違いで先行してしまった会員とも途中で合流するハプニングはあったが、大欅の下で参加者の自己紹介があり、ハイキングが始まった。車道を上り羽黒三田神社で休憩。ここから車道と山道を歩き石尾根に入って行く。やがて石垣も増えて、以前はここに家のあったことが理解できる。そして、1975(昭和50)年ころ廃村になったという絹笠集落に到着。そこには地面から直径1㌢ほどの給水管や電線の切れ端なども出ており、生活の跡がしのばれる。稲荷神社で休憩の後、今来た道を引き返してBCに向かう。12時30分頃にBC到着。芋煮会の趣旨など説明の後に、今度は出来上がった芋煮汁や缶ビールなどを皆で手分けして河原まで運び下ろす。河原に広げたブルーシートに車座となって、13時30分に全員で乾杯。今年の「芋煮会」が始まった。芋煮におにぎり、北海道の魚「こまい(氷下魚)」の干物を炙って文字通り酒の肴。奥多摩渓谷は折からの紅葉で、風もない暖かな一日となり、贅沢な紅葉狩りともなった。途中で小嶋会員(日大OB)の1968年にグリーンランドを犬ぞりで横断した話などもあって盛り上がる。15時に全員BCに引き上げて、懇親会の続きとなった。今度は「山の日」制定に大変なご尽力をされた成川会員(山の日制定協議会代表幹事)に苦労話などをお願いし、盛会のうちにお開きとなる。今回は南氷川自治会の正副会長も参加されて地元との交流を図ったが、コロナ禍で久しぶりに20余名が集まっての会員親睦、地元交流「芋煮会」が出来たことがうれしかった。  (文/中村敦子)

参加者 感想                         山下 肇(A0431)

週末の予定と多摩支部の行事予定がなかなか合わず、入会して初めての行事となった。歩きながら植物の様子や沿道の歴史など説明があっても、自分自身も年齢を重ねているのでなかなか覚えきれない。「どっちがヒノキで、どっちがスギ?」今までもこの辺りを幾度となく歩いたが、考えたこともなかった。まだまだ超初級の会員であると感じ入った次第。 歩くうちに山を通る涼風を感じ、三田羽黒神社に到着。この地区には将門伝説が多いことを改めて学習した。参加皆さんとは初対面ではあっても、このころになるとお互いに打ち解けて会話も弾み、廃村の集落に到着する。水道施設の跡など生活の痕跡もみられ、貴重な平坦地は生活の場であって、そこに育っているスギの樹は離村の折に植えて行かれたとのこと。ごく軽い山歩きでも標高差は約400mあった。BCに戻って氷川大橋下、多摩川と日原川の合流点の河原まで全員で慎重に鍋などを運び芋煮会の開始。地元南氷川の自治会長、副会長も見えて全員で乾杯。地元に支えられ、また地元活性化への役割を担うBCであるとの思いが強く感じられた。小嶋会員(日大OB)からは犬ぞりでの北極圏到達裏話などを伺いながら、河原での楽しいひと時を過ごした。懇親会はBCに場所を移し今度は「山の日」制定に至る四方山話を成川会員(「山の日」制定協議会代表幹事)にご披露いただくなど諸先輩から貴重なお話を伺い、大いにBC談義で盛り上がり、初参加の私でも打ち解けて学ぶことの多い一日だった。BC企画のイベントも定期的に開かれているようで、また、宿泊して早朝のバスでの奥多摩山行にBCは便利な場所にあり、これからも会員の皆様と集っていくことが出来るならと、楽しみにしております。

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