[報告]〈山岳古道PT〉当支部は4つの山岳古道を調査中 

山岳古道調査は日本山岳会創立120周年記念事業であり、全国120の古道が選定された。2025年に取りまとめ、公開する予定だ。当支部は4つの古道を担当し、山岳古道調査プロジェクトチーム(PT)が報告書を作成中である。4つの古道のうち信仰の古道「日原秩父往還と奥多摩浅間みち」(秩父浦山~浅間峠~日原~巳ノ戸の大クビレ~奥~奥多摩湖)の踏査が終了した。現在は律令時代の古道「古甲州道」(檜原村本宿~浅間尾根~小菅~牛の寝通り~大菩薩峠(石丸峠)~甲州裂石)の踏査を実施中で、あわせて「武州御嶽山登拝道」の古道ルート選定のために地元有識者と協議をしている。

山岳古道調査では、古道にまつわる歴史文化の情報収集(文献調査、有識者ヒアリング等)を行い、それに基づいて現地踏査してルート状況と史跡の調査、写真撮影とGPSログ取得をして、調査報告書にまとめる。古甲州道は道程が長く、糖踏査は延べ8日間にわたって実施した。9月3日に「大菩薩峠(無人荷渡場跡など)→上日川峠→千石茶屋→甲州市裂石」の調査を実施し、主な踏査が終了した

。今後は「武州御嶽山登拝道」と「鎌倉街道山の道」の調査を主に活動する予定だ。     石井秀典

 

 

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