野火止保全活動PT(通称:野火止保全林の会)活動報告
野火止だよりは、毎月2回(第2日曜日、第4火曜日)の定例作業などの活動を、皆さまにご興味を持っていただくために発行をしております。是非この「野火止だより」をご覧いただき保全地域の訪問や見学をしていただければと思います。保全地域には希少植物を含めた多くの植物、昆虫、野鳥が生息していますので見に来てください。場所は、西武拝島線「東大和市」駅南口から西側へ線路沿い徒歩7~8分です。「こぼれびの足湯」向いです。
5月12日(日) 定例作業 参加者6名
・ナラ枯れ(虫が樹木の内部に入り木を腐らせ倒木にいたる)対策として、今年もカシノナガキクイムシを捕獲するためクリアファイルで作ったトラップに石鹸液を入れて設置した。全部で32本の樹木。合わせてトラップ設置の掲示をした。
・初めてリヤカーを使用して林内の落下した枯枝、倒木類を搬送した。今までのブルーシートを引っ張るより全然楽になった。
トラップ設置と文明の利器リヤカー↓
5月18日(土) 臨時作業 参加者6名
・カシナガトラップ32ヶ所の捕獲カシナガは全くいなかった。
おかしいな。次回に期待する。
・チッパー機で集積した枯枝などをチップ化して一部通路に敷いた。
林内が何か明るくなったような気がする。ここでもリヤカーが大活躍する。
活躍するチッパーとリヤカーとチップを敷いた通路↓
5月29日(水) 定例作業(前日の雨天順延による) 参加者4名
参加者が少なく苦労をしたが、みんな一生懸命です
・前日の風雨による枯枝などを一部収集した。リヤカーが活躍大。よかった
・カシナガトラップ32ヶ所の捕獲カシナガは55頭。相変わらず少ない。石鹸液も交換した。
・チップ化作業も実施し、前回と別の通路にチップを敷いた。まだまだなので頑張るぞ
・ヒヨドリが通路脇に死んでいたので埋葬をした。(他の鳥に襲われたか)
この時期は、ナラ枯れ対策とチップ化の作業で週1回ほどの作業となり、天気と相談しながらの作業です。
5月に見られた動植物↓
アゲハとアカボシゴマダラ
スイカズラとウツギ