報告)第9期登山教室 御前山ー新緑を愛でながら歩くー

【日時】

2022年5月28日(土)

【天候】

見事な晴天

【参加者】

27名(受講生 16名、スタッフ 11名)/ 総括SL河野、講師野口(い)、〔A班〕山行&班L村岡、班SL広瀬、大井、柏木、加藤、高木、中島、中村(智)、西尾、宮島、SP石橋(身)、SP菊地、〔B班〕班L中村(敦)、班SL石川、麻生、岩本、大川内、城森、中山、八木、由田、SP小澤、SP嶋田、SP皆川

【行程】

7:00立川北口公園集合、7:15出発(貸切バス)=8:50〜9:00都民の森駐車場=9:20〜50月夜見第二駐車場→10:45〜55小河内峠→12:05〜35惣岳山→12:55〜13:15御前山→13:35〜55惣岳山→14:55〜15:05小河内峠→16:15〜40月夜見第二駐車場=17:00〜20都民の森駐車場=18:40立川

【記録】

第9期登山教室2回目の実習は御前山。事前に「山の医療」と「地図読み」の講習を受け、それを実践する山行であった。また歩き終わりに120mの登りのコースであるため、ペース配分も課題の一つであった。

往路の車内で野口講師が「山の医療」の補講「夏山の注意」を行った。前回の三頭山登山実習のあとに登山靴やストックを購入した受講生が数名いて、課題意識をもって参加している様子がうかがえた。月夜見駐車場では、地図上で現在地の確認と整置をしたあと、小河内峠までの地図読みをする。等高線を見ながら「何m下るのか」「登山道の右斜面は針葉樹林帯、左斜面は広葉樹林帯」などの地図記号を確認して出発した。前日の雨のおかげもあってか新緑が目に優しい。歩き出してしばらくしたところで、目前に広がる景色と地図で読んだ情報を比べるよう促すと「なるほど!」と歓声が上がった。

小河内峠から惣岳山まではやせ尾根の急登が続く。先頭のSLがゆっくりと一定のペースを保って全体をリードし、350mの登りを一気に歩くことができた。惣岳山で昼食休憩。人生初のお花摘み体験をした受講生もいた。惣岳山出発前に、山頂までのコースを地図でたどる。等高線の見方に興味をもった人が多く、地図読みの楽しさを知ってもらえたかと思う。山頂では奥多摩の山々が一望でき、地図を見ながら山座同定をしたり、写真を取り合ったりと皆思い思いに過ごしていた。

下山は往路を戻る。靴ずれができた受講生に野口講師が応急処置を施す。やせ尾根の急斜面に入る前に、「魔の時間帯」にさしかかることを意識づける。途中ギンリョウソウや山ツツジの群生しているところを写真に収めながら小河内峠まで下った。ここからが、いよいよ最後の登りとなる。気温も上がり蒸し暑くなってきた。しかし受講生たちは皆笑顔で、余力たっぷりに120mを登っていた。

(文/村岡庸こ 写真/河野・村岡・皆川)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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